医院ブログ

2014年6月26日 木曜日

TCHがもたらす口腔内への悪影響について

TCHは、上下の歯が常に接触している癖を指します。
この癖が口腔内にもたらす影響はあまり知られていません。
今回はTCHがもたらす悪影響についてお話しします。

まず義歯は安定が悪くなり、義歯の下粘膜を圧迫する為痛みます。
歯の治療を終えているのに歯が痛む場合は、TCHのせいで慢性咬合痛が発症している可能性があります。
またTCHによって歯に負担がかかり歯槽骨の吸収を早め、歯周病の悪化を招きます。
ブリッジなどの補填物や充填物に余分な負荷がかかり、はずれやすくなります。
またTCHの状態は舌に力が入り、周囲の歯に舌を押し付けるせいで舌痛症が起こります。

東大阪にお住まいの方でTCHについてのご相談はお気軽にご連絡下さい。

投稿者 歯科・松村クリニック